2004年、12月議会   加増みつ子

議案第5号 取手市男女共同参画推進条例本案と本案の付則修正に賛成し、 議員提出議案第1号及び修正案に反対の討論を致します。

本案については委員会で継続してきたため、付則の規定する交付期限が過ぎているため、その交付期限を修正することは当然で付則修正による本案に賛成するというものです。

 男女共同参画をめざし、多くの女性が各分野で活動しています。取手市においても同じです。

今年3月議会に提案された「取手市男女共同参画推進条例」は、各分野はじめ関係者の皆さんの声が反映されたもので、大変待たれた条例であります。条例制定にあたってよりよい条例をと、私も一般質問で伺ってきた経緯があり、条例制定は本当に歓迎するものです。

 ここで 男女平等、女性の地位向上をめぐる経過・それを取り巻く状況を述べさせていただきます。世界の女性たちは国際婦人年とされた1975年にはじめて国際女性会議を、メキシコ・シテイで開催しました。  1985年 女性差別撤廃条約に日本が批准 そして1994年 北京での第4回世界女性会議など、女性の人権を守る運動や世論が高まり  この流れの中で1999年 我が国では全会派一致で男女共同参画社会基本法が制定されました。 自治体で条例づくりをはじめ、男女平等めざす運動が大きく広がってきたのです。しかし同時に、この運動や自治体の条例づくり・男女平等へのとりくみに対し組織的な攻撃いわゆる「バックラッシュ」が強まっていることも事実です。議員提出議案第1号がその一例であります。この攻撃は「読売新聞」で繰り返し掲載し「誤った認識の是正は当然だと」檄をとばし、ジェンダーフリー思想は間違いだと全国で自治体の条例化を阻んでいます。こうした動きは女性たちのじみちで、歴史的なたたかいを踏みにじる何ものでもありません。また議員提出議案第1号の説明で提出者は、基本法は将来の日本をダメにする、条例が日本の将来を危うくする。と説明し先の戦争を美化しています。更に女性は育児・家事に専念すべきこれが理想の社会であると述べました。なんと時代錯誤でしょうか。平和を守り、女性の人権・地位向上を求めた北京での女性会議などを土台に、男女平等実現への努力を日本政府が国際公約した内容は、女性の健康や暴力などの分野の前進・ジェンダーフリーの視点を一層徹底する事が明記されています。世界の女性運動 日本の女性運動からして提出者のこの発言は認められません。

 今女性たちは、全国で真の男女平等を求め元気に運動を広めています。幼稚園・保育園のお母さん方は、幼い子どもたちの成長を支援し、安心した社会参加を願い、また女性労働者は、なかなか正社員になれず、権利の保障がない中、女性の権利を守り正社員として企画分野への参画をと、日本の経済を担っている農業・中小零細業者の女性たちは家族従業員の地位向上の改善をと頑張っています。取手市男女共同参画推進条例にうたっているように、すべての市民が男性も女性も平等で生き生きとくらせる取手市をつくろうではありませんか。11月28日に行われた講演会で講師の先生は「真の男女平等は、女性の地位向上だけではない。男性も一緒に変わらなければならない。そして女性が健康で子どもを産むことは人間としての大事業です。みんなで力を合わせ、かかわっていくことが社会を持続する上でも大切で、この価値観を発見しあうこと。人間としての資質が問われ、求められること。」と話していました。歴史の中で女性の地位を確立する運動はまだ始まったばかりです。21世紀は全ての人が持っている力を発揮し、互いに尊重し認め合う社会をつくること これが課題だと思います。以上述べまして議案第5号本案と本案の付則修正に賛成し、 議員提出議案第1号及び修正案に反対の討論と致します。 


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