市長の不信任動議
 塚本光男現市長は、「地方自治の本旨に基づいて」「地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする」と定めた地方自治法を遵守せず、「住民投票を行う」との公約にも反し、市民不在の、藤代との合併を強行してきたことにより、市長として最も不適任であると認め、信任しないものとする。
上記のとおり、会議規則16条の規定により提出する。

                        平成16年11月1日
取手市議会議長 斉藤 功 殿
                       提出者  取手市議会議員 木 晶 
                        賛成者  取手市議会議員 林  京  
                              取手市議会議員 加増 充子     
                              取手市議会議員 野口 利枝子

提案理由

地方自治体の健全な発達は、市民の参加があってこそ、市民の知恵を生かしてこそ、その実現を図ることが出来るものであり、地方自治法はこのことを求めている。ところが、 塚本光男現市長は、就任以来、藤代町との合併を、市民の賛否を確かめることも無く推進して来た。この夏行った住民意向調査も、説明会も、昨年行ったものも同様に、市民の多くは、合併に納得していない。今夏の合併を前提とした意向調査においても、69%の市民がサービス低下や負担増が心配と答え、3分の2の世帯の市民がアンケートに答えていない。これらのことからも、取手市民の多数は合併に賛成しない、もしくは、懸念を抱いていることは明らかである。それにも拘らず、市長は、アンケートや、住民説明会等を行ったことで、合併に市民の理解を得た等とし、一貫して市民不在で進めてきた。

市長は昨年の市長選挙で、「住民参加」「ぬくもり教育」「ぬくもり福祉」と共に合併については、住民投票を行うと公約した。市民からも、議会内でも、合併協議会でも、住民投票・意向調査での賛否を問うことを繰り返し求められて来た。それにも拘らず、市長は、このことに全く誠意を示さなかった。そればかりか、この間よせられた、「まちづくり計画」・「財政計画」のズサンさや、さまざまな市民からの批判や指摘も、「新市建設計画」を見直すほどではないとし、これに耳を傾けなかった。市民の意志を全く聞くことも無く、市民不在の合併を、公約違反で強行することは、絶対許されるものではない。取手市の将来と市民の暮らしに係わる一大問題だからこそ、多くの市民が立ち上がり「よりよい街づくりを」「もっと十分な議論を」と行動したのである。以上、塚本市長は、住民自治と団体自治によって運営すべき地方自治体の長として、その立場を大きく逸脱するばかりか、政治家の生命とも言うべき、公約に違反した。これらのことは、市長の不信任に十分値するものである。              
                                              以上

日本共産党が2004年11月臨時市議会で提出したものです。
議会では賛成少数で否決されました。